苦手科目を選択してしまっている可能性も
特にデキると思われるレベルにまで行かずとも、社内の平均レベルにまでなれば良いと前述しましたが、それも難しいという人も中にはいると思います。
それでも決して、自分は能力が低いなどとコンプレックスを持つ必要はありません。仕事の能力の有無などというのは、やる気と職種の適性の問題である場合が多いのです。
もし、社内の人たちより仕事が遅くて、早くやるとどうしても間違いが頻発してしまうのであれば、今の仕事はあなたの適正に合っていないのかもしれません。
私も使う能力が全く異なる複数の仕事をしたことがありますが、適性の重要さというものを痛感しました。他の人が苦労していることを簡単にできるものもあれば、他の人が簡単にやってることがなかなか早くできないということもありました。
学校では、国語や数学、英語といったように複数の科目があり、その中で自分の得意科目、苦手科目というものは、だいたい自覚しているものです。職種にも当然、それと同じように誰にでも得意不得意があります。
あまりに分が悪い場合は職種を変えることも視野に
ところが、職業選択となると意外と自分の特性に合っていない職種を選んでしまうことが少なくないのです。(前述したように、私も自分に合っていない仕事を選択してしまったことがあります)
特に、今の職業を好きだという理由もしくは、得意なことであるという理由以外で選択した場合、あなたは苦手科目を選んでしまったのかもしれないと疑った方が良いと思います。
せめて社内の平均レベルにまで成果を改善しないと対策するのにも限界があります。その場合は 職種を変えることも考えた方が良いかもしれません。