辞めずに頑張った方いいと思うケース

印象操作術関連

辞めるかどうかの判断について

私は、職場における対人関係の悩みに関して自力解決を勧めていますが、どんな状況でも辞めずに頑張り通すべきだとは言いません。中には辞めた方が良いケースもあると思います。そこで、私の考える「辞めた方が良いと思えるケース」「辞めずにもう少し頑張った方がいいと思うケース」を書きます。

まず始めに「辞めずにもう少し頑張った方がいいと思うケース」を先に書きたいと思います。 

解決への自助努力が不十分

会社を辞めたいと思い始めたら、まず自分が今の環境の中でどれだけ努力したかを振り返ってみることが大切です。

もし、仕事で叱責を受けることが多いのであれば、一所懸命に業務に取り組んできたかどうか。人間関係に不満があるなら、自分から前向きな姿勢で歩み寄ろうとしてきたか自問してみることが必要です。

陰で不満を口にしているものの、どう見ても真剣に改善しようとしている様子が見えない人も多くいます。最近は、特に若い世代において、職場で嫌なことがあるとすぐに辞めてしまう人が増えているとも言われています。努力もせずに不満を理由に辞めようとするのは、他人には厳しく、自分には甘い態度とも言えます。

まず自分が周囲に適応しようとし、仕事もうまくいくように自分を変えようとすることが正しい姿勢です。(陰で不満ばかりを言っている人は、自分は何も変えようとせず、周囲が自分に合わせてくれることが当然であると考えているかのように見えます)

どんな職場でも困難や不満はつきものです。まずは今の環境でしっかり取り組み、適応しようと努力した上で、それでも理不尽な扱いを受けたり、まじめに働いている人がバカを見るような状況に置かれて強いストレスを受けているのであれば、辞めることを考えるのも良いと思います。

ただし、その際にも「他人に向ける厳しい目線を自分にも向けてみたとき、果たして本当に努力を尽くしたか」と自問することが大切です。人は誰しも、自分に都合よく物事を解釈しがちです。だからこそ、自分を客観的に見つめる冷静さを持った上で判断することが大切です。

攻撃ターゲットになりやすい性質

前述した通り、精一杯努力をしていると自信を持っていて、それで強いストレスに晒されているのであれば、辞めることを考えるのは間違いではありません。

しかし、攻撃的な人間からターゲットになりやすい性質を持っているのであれば、そのまま転職をしてもまた同じ状況に陥る可能性があります。

可能な限り、現在の職場でターゲットになりやすいキャラクターを変える努力をした方が良いです。更に、精神的なダメージにも弱ければ内面のタフさも同時に鍛えた方が良いでしょう。

そのままだと転職を繰り返す羽目になるかもしれません。(これは私自身の経験です)

印象操作術を試してみてからでも遅くはない

攻撃的な人間からターゲットになりやすく、ダメージに弱い性質を改善させるのには印象操作術がうってつけです。もし辞めたい理由が仕事の内容や給与面などには無く、対人関係だけが理由であれば、少なくとも半年から一年くらいは印象操作術を試みることをお勧めします。

ちなみに、私は過去に何度も転職をしました。ほとんど対人関係だけが理由で辞めていましたが(給与や業務の内容が決定的な理由になったケースはほぼありません)後に印象操作術で対人関係の問題を自分で解決させることができるようになったとき「これなら過去の会社を辞めずに済んだのに」と思いました。自力解決できる能力を潜在的に持っていたのに、それを知らずに何度も辞めてしまっていたのです。これは、辞めずに頑張った方が良かったケースの好例です。(もちろん、過去の会社でうまくいったかどうかは分かりませんが)

次に「辞めた方が良いと思えるケース」をご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました